二十四節気 七十二候腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)新暦6月11日〜15日頃蛍が光り出す時期朽草(くちくさ)「朽草」は蛍の異名です蛍は土の中で蛹になり羽化して枯れ草の下から出て来ますその姿を見て昔の人は朽ちた草が蛍になったと思っていたのでしょうね恋に焦がれて鳴く蝉よりも鳴かぬ蛍が身を焦がす「山家鳥虫歌」蛍の光は恋火鳴く声も聞こえぬものの悲しきは 忍びに燃ゆる蛍なりけり「花山天皇」