お盆
2025年8月11日 2025年8月12日

浄土から帰ってくるご先祖様の魂をお迎えし、供養する行事
毎年お盆の時期になると、ご先祖様や亡くなった方たちが、浄土から現世に帰ってきます。
故人やご先祖様の魂をお迎えして、お供えや法要などを行い、おもてなしをするのが一般的なお盆の過ごし方です。
お盆とは、もともとは「盂蘭盆会(うらぼんえ)」と呼ばれる仏教行事のこと。
それが日本古来の農耕儀礼や先祖信仰と結びついて、現在のような形へと変わってきました。
日本全国にお盆の文化が定着するまでの間に、それぞれの地域によって、異なるお盆の風習が生まれました。
それぞれのご家族でも、親族で集まって食事会や、お墓参り、大切な人を想う、固有のお盆の風習があります。

お墓参りに行くため義父へのお供え。
現世に帰ってきたご先祖様や故人をお迎えする。
普段は浄土で暮らしているご先祖様たちは、お盆になると、長旅をして現世へ帰ってきます。
お盆には、その道中の乗り物となる精霊馬、精霊牛を飾ったり、生前好きだったものや「五供」をお供えするのが一般的です。
お供え物によって、あの世とこの世への行き帰りの無事の祈願や、故人を大切に思う気持ちを表します。
義父や祖父母の好きだったものをお供えして
手を合わせたいと思います。🙏