七十二候 第二十六候 腐草為蛍

二十四節気 七十二候

腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)

新暦6月11日〜15日頃

蛍が光り出す時期

朽草(くちくさ)

「朽草」は蛍の異名です

蛍は土の中で蛹になり羽化して

枯れ草の下から出て来ます

その姿を見て昔の人は

朽ちた草が蛍になったと思っていたのでしょうね


恋に焦がれて鳴く蝉よりも
鳴かぬ蛍が身を焦がす

「山家鳥虫歌」

蛍の光は恋火

鳴く声も聞こえぬものの悲しきは
忍びに燃ゆる蛍なりけり

「花山天皇」




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