スバルリコールに学ぶ

日本経済新聞より

父がスバルに乗っています。

このスバルリコール記事を読んで思うのは実際に乗る客側の安全を考えず、安価な部品を使用した会社の姿勢が残念でなりません。

少し高い部品を使用すれば防ぐことができた点と

使用する部品のばらつきを1 〜2年の間に徹底検査して不具合があれば変更することで防げるリコールでした。

スバルの失敗に学ぶことは弊社にもあります。

見えない部品を安価なものにして、危険性も技術者ならわかっていながら利益に走り車にとって最も重要な安全性を重視しなかった。

技術者がものも言えない会社の組織と専門的分野の研究の甘さと検査の甘さと利益重視。

脱炭素社会に向けた車の研究や開発で日本は遅れをとっています。世界規模でSDGsへ向かっている中の焦りみたいなものも感じます。

会社経営は慈善事業ではないので利益は必要です。何を優先するか、そのバランス感覚を見失うとスバルのように大量リコールに繋がるのではないでしょうか。

もし当社社員が現場で適当な仕事をして配線したとしたなら現場が大きいだけに大変な事になります。その時ごまかせても後々問題や不具合が露呈します。同時に信用も失うことになるでしょう。

今までそのようなことがなかったのは職人それぞれの見えないところでの仕事がパーフェクトだったということですね。拍手!

何かおかしなところがあれば職長チェックをお願いします。

ご安全に!

  • u-den
  • UDホールディングス株式会社
    代表取締役 大野美弥子